遠隔操作ロボットシステム「Aloha Stationary」は、ロボットアーム 4台やテーブル、フレーム等が一式になったシステムです。
このような使用を開始するにあたって組み立てや設置が必要なシステムについて、必要な工具や周辺機器等も調査の上、現地設置のサポートを致します。弊社から提供する ALOHA ターンキーシステム については、ロボットアーム一台ずつ一軸ずつモーターに問題がないかの動作テストを行ないます (Dynamixel Wizardにてテスト)。
また、ALOHAの制御 兼、ACT(Action Chunking with Transformers)にて機械学習を想定したPCとセットでご提供することも可能です。お気軽にご相談ください。
納入前の事前動作テストについて
ALOHAシステムで用いられている Dynamixel モーター の公式テストツール Dynamixel Wizard を用いて、ロボットアーム一台ずつ、一軸ずつ、モーターに問題がないかの動作テストを行います。
Aloha Stationary (ALOHA Bimanual Teleoperation Kit) について
Aloha Stationary (ALOHA Bimanual Teleoperation Kit) は、Trossen Robotics 社が開発している両手遠隔操作のためのロボットプラットフォームです。ALOHA の名称は「A Low-Cost Open-Source Hardware」から付けられており、機械学習研究を目的とした低価格のオープンソースハードウェアシステムとして、スタンフォード大学、U.C.バークレー校、カーネギーメロン大学と共同開発されています。
ALOHAでは、精密な作業から接触が多いタスクまで、様々な操作を遠隔で行うことができます。特に「ACT (Action Chunking with Transformers)」という新しいアルゴリズムを用いて、実際のデモンストレーションから直接エンドツーエンドの模倣学習を行います。これにより、インシュロックタイ(結束バンド)を通すような精密なタスク、ピンポン玉のジャグリング等の動的なタスクなど、高精度なタスクを低コストのハードウェアで実現可能にしています。
デスクトップ(据え置き)型のAloha Stationary は、人が操作するためのリーダーアーム WidowX 2台(両手分)と、ロボットによる操作用のフォロワーアーム ViperX 2台(両手分)、およびリーダーアーム用の重力補正装置や深度カメラ、シャーシなどで構成されています。
