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2024年6月配信
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お世話になっております。テガラ株式会社です。テガラでは月1回、マテリアル分野のお客様に向けた情報をご提供しております。今回は研究室の簡易オートメーション化に関する情報をご提供いたします。2004年のグラフェンの発見以来、いわゆる二次元物質の研究は盛んに行われています。また、異種の二次元物質を重ねることにより新しい物性が発現することも多く報告されており、重ね方によって発現する物性も変化することは非常に興味深い事です。5月に配信した学会参加報告メールでは、層状物質の研究状況の一部をご紹介しました。CVDグラフェンをシリコン基板上へ転写するときのように、異種の二次元物質を重ねるときには、一般的な室内環境で実施するよりも、グローブボックスなどを使用した不活性・低湿度の雰囲気下での作業が推奨される場合があります。例えばグラフェンを転写する場合には、以下のように複数の工程が必要です。
これらの工程をグローブボックスの外側から手動で行うことは、とても負荷の大きな作業になります。このような作業環境の問題に関連して、直近では、東京大学における簡易作業ロボットの導入報告がありました。また、3月の応用物理学会春季学術講演会でも、京都大学エネルギー理工学研究所のグループからロボットアームを用いた作業の自動化に関する提案がありました。それぞれの作業内容は異なりますが、今後、研究室での作業に関して、簡易オートメーション化が進むことが期待されます。テガラでは、このような簡易作業に適したロボットアームの取り扱い実績が多数ございます。二次元物質の作成をはじめとする簡易オートメーション化のお手伝いができますので、ご検討の際は、是非お気軽にご相談ください。
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