ニュースレター
2024年5月配信
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お世話になっております。テガラ株式会社です。テガラでは月1回、マテリアル分野のお客様に向けた情報をご提供しております。今回は応用物理学会への参加を踏まえた情報をご提供いたします。2004年のグラフェンの発見以来、いわゆる二次元物質の研究は盛んに行われています。また、異種の二次元物質を重ねることにより新しい物性が発現することも多く報告されており、重ね方によって発現する物性も変化することは非常に興味深い事です。
今春の応用物理学会では、二次元物質を重ねた物質を二次元と三次元の間の物質と言うことで、「2.5次元物質」として紹介しており、関連する研究の現状が報告されました。これらの物質を作成するには、まだまだ多くの課題が残されており、新しい組み合わせの発見と合わせて、今後の大きな課題です。単一元素の二次元物質もGrapheneから始まり、Siliceneが加わり、また、最近のトピックスでは、Goldene (金の2D物質) がスウェーデンの研究チームで合成され、種類が増えてきています。二次元物質を用いたデバイス研究は、遷移金属とカルコゲン元素から構成されるMoS2などのTMD (Transition Metal Dichalcogenide) の半導体デバイスへの応用、Grapheneの赤外線センサへの応用なども進んできており、二次元物質が最先端デバイスに不可欠になってきてます。
テガラでは、二次元物質の作成・販売で定評のある、HQ Graphene社、ACS Material社、2D Semiconductors社の製品を多く納品してまいりました。また、ACS Material社、2D Semiconductors社ではまだ日本での研究例が少ないMXene (マキセン) も取り扱っていますので、ご興味のある方は弊社までご連絡ください。
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